長く首都圏の国際線専用の空港として発展してきましたが、羽田空港の再国際化、ハブ化が進む中で新たに乗り継ぎ空港としての機能を拡充させつつあります。2012年に27万回、最終的に30万回となる予定の発着枠の拡大や、日本のLCCもJAL系の「ジェットスター・ジャパン」、ANA系の「エアアジア・ジャパン」が拠点空港として使用予定であること、海外のLCCも就航していることなどを受けて、第2ターミナル北側に小型機が10機程度駐機できるLCC専用のターミナル建設が計画されています。
これまでは、国際線の利用は、羽田空港を利用して陸路を成田へ移動し、海外へという流れや、韓国の仁川空港を利用した乗り継ぎが多くありましたが、今後は、日本各地からのLCCを利用した、成田空港での乗り継ぎの利便性が増すことが期待されます。
※成田国際空港地図(Googleマップ)