LCCとは今注目の格安航空会社のことです。既存の大手航空会社などに比べて航空券が非常に安い価格に設定されており、国内線だけでなく近距離国際線など短距離路線で主に活躍しています。
2012年は日本におけるLCC元年とも言える年で、全日空が出資した格安航空会社「Peach」が3月1日より就航したのを皮切りに、オーストラリアに拠点を置くジェットスターとJALが共同で出資・設立した「ジェットスター・ジャパン」が7月3日に就航を開始しました。その後ANA系のLCCとしては2社目となる「エアアジア・ジャパン」が8月1日に成田を拠点として就航を開始するなど日系のLCCだけでもすでに3社が就航を開始しており航空業界に非常に大きな旋風を巻き起こしています。
LCCで変わる日本の『航空模様』
このように大きなインパクトを航空業界や旅行業界に与えたLCCの就航ですが、その影響はすでに我々一般の利用者にまで波及しています。夏休みやお盆休みの移動にLCCを利用する人が増えたことにより、JAL・ANAといった既存の大手航空会社が共に旅客数を減らした一方でLCC各社は搭乗率9割を超える実績を上げており、こうした図式は今後益々拡大していくことが予想されます。
当webサイトでは、今最も注目を集め、競争が過熱しているエアライン-LCC各社のおすすめのポイントや大手エアラインとの違いなどを紹介すると共にそのメリットやデメリット、おすすめの利用法などを紹介しています。
これまでとは比べ物にならない程の低価格で旅行ができるLCCは、旅のあり方や旅に対する私たちの価値観を覆すほどの可能性を秘めています。そうした格安航空会社についてぜひこの機会に知識を深めておきましょう。
日本のLCC就航都市と路線>>
LCC(格安航空会社)最新ニュース
日本のLCCを中心に最新情報や注目の情報をお伝えします。
- 2012.08.24
- ジェットスター・ジャパン 関空-札幌・福岡 運航開始
- 2012.08.03
- エアアジア・ジャパン 成田-那覇 運航開始
- 2012.08.01
- エアアジア・ジャパン 成田-札幌・福岡の2路線で運航開始
- 2012.07.09
- ジェットスター・ジャパン 成田-関空・那覇 運航開始
- 2012.07.03
- ジェットスター・ジャパン 成田-札幌で就航
- 2012.07.01
- Peach 関空-香港 運航開始
- 2012.05.08
- Peach 関空-仁川 運航開始
- 2012.03.25
- Peach 関空-長崎 運航開始
- 2012.03.01
- Peach 関空-札幌 関空-福岡の2路線で運航開始
What's New
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成田-福岡線のAirAsiaとJetstar搭乗レポート。遅延の発生やインターネット予約時の不便などのデメリットと運賃の安さなどについてのメリットを詳細にレポートしています。
LCC(AirAsia/Jetstar)搭乗レポート 成田-福岡
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メキシコのLCC「インテルジェット」は、2005年に運航を開始した格安航空会社です。A320を主力機としてメキシコ国内22都市に就航しています。
インテルジェット
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シンガポールの定番の観光スポット特集。富の噴水⇒リトル・インディア⇒アラブストリート⇒チャイナタウン⇒オーチャードストリート⇒ホランドビレッジ⇒セントーサ島⇒マーライオンパーク⇒マリーナ・ベイ・サンズを周ります。
シンガポールの定番観光スポット/東京-シンガポール旅行記 vol.3
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世界一のホテルとも言われる名門「ラッフルズホテル」。その素晴らしさを写真とともにご紹介。
世界一のホテル-ラッフルズホテル/東京-シンガポール旅行記 vol.2
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東京-シンガポール 4泊5日旅行記①。羽田空港国際線ターミナル、ラウンジなど。
羽田空港国際線ターミナル/東京-シンガポール旅行記 vol.1
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先日、遅めの夏休みでシンガポールへ行ってきました。その際に利用したシンガポール航空の羽田-シンガポール線のビジネスクラスの模様をご紹介します。
シンガポール航空(Singapore Airlines/SIA)のビジネスクラス
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スクート(Scoot)はシンガポール航空が出資し2011年に設立されたLCCです。シンガポール航空系のLCCとしてはタイガー・エアウェイズに次いで2社目の格安航空会社ですが、タイガー・エアウェイズが近距離路線を専門に就航しているのに対し、スクートは中・長距離路線を専門に就航しています。
スクート
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ANAがローンチカスタマーとして世界にさきがけて導入したことで日本でも大きな注目を集めているB787。そのタイミングは、奇しくも国内初の本格LCCの相次ぐ就航と重なりました。羽田の再拡張から続く、日本の空が激変する時代において、その中核をなすB787とLCCですが、現在のところジェットスター(2013年半ばに導入予定)以外にB787を導入予定のLCCはありません。国内のLCCはいずれもA320を基本機材として運航しており、そもそも海外においてもA320やB737以外の機種を就航させているLCCは決して多くはありません。
そうした中で、旅のあり方そのものを大きく変える可能性を大きく秘めたLCCが、同じく空機・路線網構築を大きく変える可能性を秘めたB787を主力機材として導入する日は来るのでしょうか?両者の特徴や発展性、利用可能性などを踏まえながら考えてみたいと思います。
LCCの主要機材となり得るB787
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去る8月、機会がありまして、熊本-羽田線のボーイング787のプレミアムクラスに搭乗してきました。運よく、国内線専用機ではなく、初号機と2号機のみとなっている特別塗装機、しかもプレミアムクラスは期間限定で国際線の最新シート「ANA BUSINESS CRADLE」仕様で快適に空の旅を楽しむことができました。写真は少ないですが、少しでも旅の参考になれば幸いです。
ANA B787(ボーイング787)のプレミアムクラス
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マレーシアのクアラルンプール国際空港を拠点にアジア各地へ70路線以上も展開している屈指のLCC「エアアジア」とANAが共同出資して誕生した日本国内で3番目となる本格LCC。成田空港を拠点空港として札幌・福岡・那覇の国内線で営業運航を開始し、2012年10月1日からは仁川・釜山の2路線にも就航する予定です。
エアアジア・ジャパン