仁川国際空港は、韓国の首都・ソウルから約50kmほど西の仁川市にある国際空港です。国際空港評議会により2004年から2008年にかけて世界最優秀空港賞に輝くなど、そのデザイン性や機能性が高く評価される世界でも有数の国際空港です。日本各地へも乗り入れているため、仁川経由で海外へ行く人も非常に多いのが特徴です。このことを指して、“日本のハブ空港は仁川空港になっている”という指摘がなされることがあります。現在、滑走路3本、メインターミナルの他サテライト搭乗棟が1つ供用中です。貨物便の誘致にも大変力を入れており、輸送量は成田空港を抜いて世界第2位の取扱量となっています。今後は、需要に合わせてサテライト搭乗棟がさらに3棟、滑走路が1本増設されることになっています。このように非常に広大な敷地が確保されていることから、LCCのハブ空港としての機能も十分に果たせるポテンシャルがある空港と言えるでしょう。

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