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ソラシド エア(スカイネットアジア航空)
スカイマーク、AIR DO(エア・ドゥ)に次ぐ、第3の格安航空会社で2002年8月に羽田-宮崎間で就航したのを皮切りに九州を中心に各地域を結ぶ路線を展開しています。かつてはスカイネットアジア航空の名前で運航していましたが、現在ではブランド名のソラシド エア(Solaseed Air)で運航しています。
AIR DO(エア・ドゥ)が北海道を中心とした航空会社であるのに対し、ソラシド エアは“九州発の翼”をキャッチコピーに宮崎や熊本、鹿児島などの九州各地を基点に羽田、那覇へと就航しているのが特徴です。
運賃について
ソラシド エアの航空券の価格は、事業再生の際にANAが出資し共同運航を開始したことなどの影響を受けてANA便に比べて20%程度安い価格に留まっています。
バーゲン運賃は28日前までの購入、3日前までの購入に合わせたものや、羽田発の早朝便限定の「早起きシニア便(55歳以上限定)」、「早起きヤング便(満12歳以上22歳未満または学生)」という独自の割引運賃を発売しています。
マイレージサービス
ソラシドスマイルクラブという独自のマイレージサービスを展開。貯まったマイルは7,000マイルで片道便、12,000マイルで往復便へと交換可能です。
機内サービス
かつては、国内トップクラスのシートピッチや宮崎や熊本産のフルーツジュースを無償で提供するなどの充実した機内サービスを展開していたものの現在では、コーヒー・コンソメスープ(温かい飲み物)、お茶・アップルジュース(冷たい飲み物)のサービスへと変化しています。
機内誌は、「ソラタネ」という九州各地の文化や食、風土、伝統に焦点を当てたものが常備されている他、ANAの機内誌「翼の王国」も用意されています。
保有機材
B737-400が8機、B737-800が4機という構成になっており、新造機をリースし導入された最新機種B737-800についてはANAの同型機が176席の構成に対し、174席とシートピッチも同様のものになっています。B737-400に関しては徐々に最新機種B737-800への置き換えが予定されています。
就航都市・路線
- 羽田
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- 宮崎
- 熊本
- 長崎
- 鹿児島
- 大分
- 那覇
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- 宮崎
- 熊本
- 長崎
- 鹿児島